時間ギリギリに飛び込みで伺いました。
猫エイズをすでに発症し、度々具合の悪くなった仔猫を診てもらいました。
まるでゴミを触るかの様な手つきで
「これはもう猫じゃないね」と一言。
普段お世話になっている病院での診断などを話した所
「エイズを持っていると治る病気も治らない。
うちに来て治らなかったなんて言われても困るんだよね。
前にもエイズの猫がうちに来てたけど、もうダメなのに飼い主が他の病院に行くって来なくなったけど、無駄だったと思うよ。普段行ってる病院の先生が何の検査したいのか分からないけど、何やったってダメなものはダメ。うちじゃなくて他の病院は探さなかったの?」
いくら緊急だったとはいえ来た事に後悔しました。
例え先生の言う通りだとしても、こんな気持ちで診察をしているのかと思うと呆れます。
姿がどうであれ大切な家族でした。
あの子が死んで6年が経ちますが、病院の前を通る度に思い出します。
もう二度と行きません。