チワワが気管虚脱になり、東京の某病院で手術しました。
予後が悪くなり、その病院でも
その他のどの病院でも原因が分からないと、うちでは対処ができないと、さじを投げられました。
必死で調べて、こちらで診て頂き、約1年間、検査と治療を必死でして頂きましたが、最後の手術で非常に稀な事象がみつかり
どうにもならなく、安楽死して頂きました。
最初の病院でやった手術の影響かは分かりませんが、聞いたこともない稀な事象でした。
それでも、諦めずに必死に治そうと、なんとか原因を探ろうと、先生は本当に頑張ってくださいました。
その心が、嬉しかったです。
最期の術後は、寝ずに診て頂き、午前3時に経過観察のメールがきました。
最期は、安らかに送ってくださいました。
とても苦しんだ愛犬ですが、最期は眠るように逝きました。
愛犬も、飼い主の私と先生とが、共に必死でなんとかしようと頑張って、愛犬のことを想っていたことを、きっとわかってくれていたと思います。
そう思っていてくれただろうと、確信できる懸命の治療をして頂きました。
病気を治すことはもちろん大前提ですが、
それだけではない動物診療の一番大切な何かを
思い起こさせてくれる病院だと思います。
命ですから、永遠ではありません。
ですが、どれだけその命を輝かすことができるか。
命に対して、飼い主がどこまで向き合ったか。
そんな飼い主の気持ちに寄り添ってくれる病院だと思います。
愛犬を送った数日後に頂いた先生からの手紙でまた泣いてしまいました。
確かに料金は高いですが、それだけの治療です。
呼吸器に特化した病院です。息ができなければすぐ死んでしまいます。
物を言えぬ犬猫達に対して、万全の体制で治療して頂けます。
本当に色々な病院に行きましたが、こちらの先生は真摯に犬猫の命に向き合っている数少ない先生だと思います。