小鳥のセンター病院・池袋（東京都豊島区）。動物病院検索や動物病院への口コミ・評判サイト

セキセイのメスが初産で卵がつまっているようなのでまず近い池袋に行きました。まず、体調をよくするという注射を打たれ、またここでは検査ができないとのことで川口へ。

翌日川口へ行くも、レントゲン・血液検査が必要とのことで入院となりました。さらに翌日電話があり、卵はつまっている。レントゲン・血液検査の結果産まれない原因はおそらく肝臓肥大のため。卵は前日輸卵管を緩める注射2本で出したがこのままでは死んでしまうため2週間の入院が必要との話でした。

電話口では命にはかえられないと入院をお願いしましたが、不安になりネットで病院の検索をしたところ、あまり評判がよくないようです。もちろん無事に帰ってきた人はよい口コミですが、ほかの病院に比べても悪い評判が上回っていました。

しかもうちの子と同じような診断内容が多いのも気になりました。
ほかの信用できそうな小鳥の病院をあわてて調べてすぐに電話し、事情を話し見てもらえることになり、その午後、あえて退院連絡せずお迎えにいきました。

退院希望の話をせず、面会を申し入れ看護婦にいろいろ質問。たった1日の入院で打たれた注射の数は9本。まだその夜にも追加で打つ予定のようです。
そんなペースで注射を打たれたら2週間後には100本近いのを打たれるわけです。事実亡くなった子の飼い主の口コミには120本以上打たれていた子もありました。

退院希望を申し入れたら、看護婦の開口一番「まぁ、お金がかかりますものね」と。
お金よりも命なんですが・・・。との言葉ぐっとこらえ、すぐに退院できるかと思いきや、院長が診察室でレントゲンを見せながら説明を始めまた。
「正常の子の肝臓の大きさはこのくらい。くらべるとこの子が2倍以上に膨らんでいる。退院？連れて帰っちゃだめだよ。命の保証はできないよ。命の保証はできないよ（2回言われました。）」
昨日とは態度が打ってかわったように口調がきつくなりました。
それでも連れて帰るといい、窓口で看護婦に紹介状を欲しいとお願いしました。
紹介状は出せないが、血液検査の結果とレントゲン写真を写メにとることが許されました。
その後は院長が出てくることはなし。

診察料金、1日入院で36000円強。前日の池袋約7000円。
計約43000円
入院は一日約7000円と言われていました。

思ったより退院に手間取り、本当はその日みていただくはずだった時間が過ぎてしまい、翌日予約がいっぱいだったにもかかわらず、新しい病院に診ていただけました。

事情を話し、レントゲン写真（家で見やすいようにプリントアウトしました。）を渡し、血液検査の結果を見てもらいました。
結果、血液検査の数値では肝臓は悪くない。レントゲンの写真も卵が詰まっている状態なので、このくらい肝臓は膨らんで見えるけど、出てしばえばこれほど大きくはない。（言われてみれば確かに！院長が比較した正常の肝臓は卵がない状態だった）
卵が詰まったのはおそらく初産だったからなかなか出てこなかったのでは？
とのことで、すこぶる健康体。大事なのは発情させないこと。とのことでエサの指導と生活リズムの指導をいただきました。エサのサンプルなどももらいました。

帰ってきてからは卵がなくなったせいか、元気にエサを食べ、飛び回っています。ちなみに池袋でメガバクテリアに感染しているともいわれましたが、後の病院では見つかりませんでした。でも一応先の病院で出された薬で一時的に見つからないだけかもしれないとのことで、メガバクテリアの薬も処方してもらいました。捕まえて飲ませるタイプではなく水に溶かして自然に飲ませるものでした。
小鳥にはストレスがないやり方でした。
次は2週間後に診てもらいます。

センター病院のブログに症状のレントゲン写真があるのですが、卵つまりの写真では肝臓が大きく映っています。しかし肝臓の大きさには言及していません。卵がはいっていれば肝臓はある程度大きく写るのだと確信しました。
肝臓肥大との診断には特にメスは要注意です。

ちなみに羽繕いをしていたら、翼の下から血のあとが羽にたくさんついていました。おそらく注射のせいでしょう。やはり注射はかなりのリスクなのです。小さな体に出血は命取りと本で読みました。

必要ない入院・大量の注射でかわいい子にストレスを与え、下手すると命を落とすところだったと本気で思います。事実そういう急変の口コミが非常に多いですから。

私は口コミに感謝しています。判断は飼い主さんですが、情報は判断の材料になると思います。
ちなみにスタッフの対応は人当たりがよく親切でした。それは大切ですが、でもそれで判断はいけないと思います。