先代わんこの時の話です。院長の誤診で亡くなりました。
院長はアメリカ留学が自慢らしく、その絶対的な自信からか最初から威丈高な印象でしたが、設備もあるということで自分を納得させてしまった事を今でも後悔しています。10歳のある日、血尿が出て、血液検査の結果、BUN値が異常に高いから「肝臓が悪い」と説明を受け、投薬を開始したものの食欲が無くなり動けなくなり、駆け込むとまた薬のせいだからと「食欲増進剤」もあわせて処方。しかし悪化の一途 。その三日目に連れていくと、いきなり数日の命と言われて入院。5日後に亡くなりました。納得がいかず幾つかのな病院で聞いたところBUN値が高いのは腎臓に問題、低い場合は肝臓に問題があると判明。つまり誤った投薬のために亡くなったんです。院長にカルテの開示と説明を求めたところカルテのコピーを見せられた上、録音がわかると恫喝されました。当時は、日本で動物の医療過誤を扱う弁護士がなく涙をのみました。何よりセカンドオピニオンしなかった自責は拭えません。