6歳の雑種犬を飼っておりますが、突然下半身が振るえはじめ、吐くようになってしまったのです。
最初は近くの違う病院に行っていたのです。
友人の誘いもあったし、先生も二人いらっしゃるからてっきり安心だと思っていましたので。
レントゲンと血液検査をして、何も問題ないから大丈夫と言われ、吐き気止めの治療だけしてもらいました。
しかし、全く改善無く、どんどん元気が無くなってしまいました。
何となく言葉が冷たい感じもしたので、動物にも飼い主にもとても優しく、腕が良いと近所の方が絶賛するフリッパーさんに見ていただく事にしました。
いつも混んでいて、予約なのに少し待つという話を聞いていたのですが、このときは犬の状態をみて優先的にみていただけました。
前の検査の結果をみて、少し血中尿素窒素が高めなのと、電解質の検査をしていない事を指摘され、その場ですぐにその検査をしてもらうと、カリウムが高く、ナトリウムが低いということが分かりました。
そして、副腎の機能が低くなってるかもしれないということで、そのままお預けして副腎の血液検査をしてもらいました。
結果は翌日までかかるとのことで、そのまま点滴入院をすることになりました。
翌日、結果の電話をいただきましたが、見立てどおり副腎皮質機能低下症(アジソン病)という病気で、あと一歩でとても危険な状態だったそうです。
あまり無い病気のようですが、ちゃんと薬も用意があり、点滴と薬で状態が改善し、5日で帰宅できました。
少し高い薬の治療は生涯続きますが、すごく元気に暮らせています。
若いのに(30後半くらい??)経験豊富でよく勉強をしてる先生が近くにいて本当に助かりました。
思い切って転院してなかったらと思うと、恐ろしいです。
やっぱり病院は予防とかだけのために何となくで選ぶのではなく、フリッパーさんのようにちゃんと病気がみられるところに行かないといけないなと痛感した出来事でした。