年始早々、交通事故にあった猫を見つけました。ひどい状態でしたが、微かに動いていたので急いで抱え、近くの谷津動物病院さんに駆け込みました。
その日は休診日でしたが、呼び鈴に応答していただき、『すぐ、準備するからちょっと待ってくださいね!』と出迎えてくれ、診察してくださいました。
懸命に蘇生処置をしていただきましたが残念ながら息をふきかえすことはありませんでした。ですが、『ノラちゃんだと、交通事故に逢う危険性が高い。ひどい場合、二台、三台とひかれてしまい形が残らないこともある。だけど、最後にあなたのような優しい方に助けてもらってきっとこの子も幸せだったと思います。』と、優しいお言葉をかけていただきました。
見知らぬにゃんこでしたが思わず涙が止まらなくなりました。ありがとうございます。と返事をするのがやっとでした。先生はその後の対応についても『処置の費用はいりません。ノラちゃんは責任もってこちらで火葬の対応をします。よろしければ火葬前にご連絡いたしましょうか?』とおっしゃってくださり、お願いしました。
後日、『今日、火葬することになりました。先日はありがとうございました。』と、ちゃんとご連絡いただきました。
実は小学生のとき、膿が溜まり目が見えない飼い猫を診てもらったことがあります。それ以来だったのですが、変わらず素晴らしい先生でした。
本当にありがとうございました。