ここの病院はたくさん医師がいて、結構大きい病院です。
書いてある通り、採血がやたらと下手な医師がいたり、
本当にこの人は動物が好きなのか?
と思わせるくらいすっごく感じも悪く、診断もしっかりしない医師もいます。
ただ、女医さんで、佐々木先生という先生だけは、とても信用できます。
以前、尿結石になったのですが、それでも少しは出たり、カテーテルも通りがそんなに悪くないと言って毎日病院におしっこを出す日々がありました。
もうはっきりしないし、先生が変わるたびに検査!検査!で、どうしようと思っていたところ、
佐々木先生にあたりました。すると、パパッと検査をし、
尿結石だと思うけど、難しい手術になりそうなので、大学病院を紹介しようと思うのですが、いかがですか?
と、緊急事態だということをすぐに発見してくれました。
麻布大学病院か日本大学病院を言われ、とにかく早く手術をした方がいいと、なかなか大学病院は予約が取れないと聞いていましたが、緊急性を伝えてくれ、次の日には大学病院を受診し、その日に手術をしました。
残念ながら、その子は去年、ほかの病気で亡くなってしまいましたが、
佐々木先生に対して、その子自身も好感をもっていたらしく、鼻チューをしたり、お腹を出してゴロゴロいうほどにまでなっていました。
採血でエリザベスカラーを付けたことはありません。
何より、佐々木先生のいいところは、とにかく動物に対してしゃべりかけてくれるんです。
注射ひとつとっても、いきなり打つのではなく、
ちょっとちっくんするよーこれで元気になるよー
などとごく普通の言葉ですが、動物はそういう言葉で安心することもあるんじゃないかと自分の猫たちを見ていると思います。
看護スタッフの人たちも、人によるところはもちろんありますが、
女性、男性どちらのスタッフでも優しく、入院をしなきゃならなくなったときも、時々名前を呼んでしゃべりかけてあげてほしい。というこちらの要望にも対応してくださいました。
なぜ、そういうことをしたとわかるかというと、
退院する頃にはその看護スタッフ(男性でした)さんにとても懐き、スリスリしていて優しくされたのがすぐにわかったからです。
その後もそのスタッフの方は、うちの猫を見るたびに、すぐに近寄ってきて
調子どう?元気になってきた?
などとずっと覚えていてくれています。
佐々木先生の話に戻りますが、大人気の先生のため、すっごく待ち時間が長いです。
そこが結構つらいです。
時間が無い方にはおススメ出来ない病院ではあるかもしれません。
静かな猫専用の待合室もあります。
佐々木先生以外にも人気のある先生も少ないながらもいるようですが、
私は王禅寺なら佐々木先生以外は嫌だな。というのが結論です。