普段大変お世話になっている野村獣医科Vセンターがやっていない夜間の救急でお世話になりました。
フェレットの経験がある救急病院自体少ないので、多少あると言われていたこの病院を利用しました。
症状は尿道のつまり。後に野村先生のところに転院した際にわかったのですが、カテーテルで対処するのが一般的で、フェレットは尿道が狭いため2~3回かけて入れることが普通だそうです。
担当の医師は細かく説明をしてくれたのですが、カテーテル挿入ほか、検査代で12万かかるとのこと。事前に説明がなく、高いと感じましたが、夜間緊急なのでお任せして入院させる事にしました。しかし、夜中に電話があり「一度挿入に失敗したので、二回目は危険。開腹手術をしたいので、あと56万円かかる」と言われました。さすがに不信感を覚え、野村先生に相談したいと伝えると「時間がない。一刻を争う」と言われ、決断を迫られました。その上で転院の意思を伝えると、再度カテーテルにチャレンジしたいと言われ、了承。するとさらにもう5万かかると言われました。一度目にうまくいかなかった上で再度やるのに費用がかかると言うのは納得がいかないと言うと、「じゃぁ今回だけですよ。」簡単に了承されました。軽く言っただけであっさり5万円がなし?何も言わなければ+5万円?じゃぁやっぱり最初の12万も水増しされてたのでは?とさらに不信感は増しました。
その後、無事転院でき、救急医療センターで「野村先生も同じ治療をするはずだから移動の際も付けて置いて」と言われたカテーテルや点滴の針は、野村先生は必要な時だけ付けるからとあっさり除去。治療も体力低下が激しく、回復を待たないと出来ないからまずは休ませましょうと言われました。あのまま言いなりで任せていたらと思うとゾッとします。また、始めに書いたカテーテルのことを聞いて、反発して転院させて本当によかったと思いました。さらに、この程度(うちの子の状態)で手術することはほとんどなく、したとしても野村先生のところで18万ほどだそうです。
フェレットの救急病院として紹介されているので、犬、猫はいいのかもしれませんが、この場を借りてフェレット向けにはあまりお勧めしません。普通の病院よりはフェレットの対応も十分出来ますが、知識のみで、経験があまりないようです。(先生にもよると思いますが)
金額面も夜間救急とはいえ、とても良心的とは思えません。また、会員制の割引が大幅にあり、病院としてはとても変わっているように思えました。掛かりつけの病院と協力した二次診療病院と謳っている割には高額な治療費を出し、大幅な割引のある入会年会費25000円の会員にならせるという手法に感じ、とても任せたいという気持ちにはなりませんでした。
処置、治療の様子も、飼い主は待合室で待たなければならないため、中で何が行われているかが見えません。
夜間の救急は少ないので仕方ないかも知れませんが、なるべく早め、救急になる前に野村獣医科のような、フェレットの経験が超豊富な病院に連れて行ったほうが良いです。救急で受けなければいけないときも、すぐ入院を勧めてくるので、なるべく入院をさけて、本格的な治療は掛かりつけ医に任せたほうが良いと思います。
お医者さんや看護師さんも丁寧で、一生懸命見てくれたのもわかります。全てを否定するつもりはありませんが、今回の件に関してはとても不満に感じてしまいました。
この口コミを書けば病院の方はわかってしまうと思うので、私は今後救急でも行けませんが、それでも他のフェレットオーナーの方に伝えないといけないと強く感じたので書きました。
人によって感じ方は違うのでしょうが、参考になればと思います。
評判は、緊急で対応してくれたことと、丁寧な説明で「やや不満」にしました。